世界のシャルドネ種を飲み比べよう！特徴を捉えて好きな国を見つけてみよう！（第二弾）

今回は、世界で栽培され、世界品種でもある、シャルドネ種を6種類紹介します。（第二弾）
好きな人も多い品種であるシャルドネ種を国違いで飲み比べて、自分好みの国を見つけてみてください。

シャルドネ種（CHARDONNAY）

こちらの記事を参考にしてください。

世界のシャルドネ種を飲み比べよう！6種類飲んでシャルドネ種を好きになろう

シャルドネ種の特徴

香りの特徴としては、下記に上げるものを感じることができます。

• 青りんご
• レモンの皮
• 生コーヒー豆
• バニラ
• 白墨
• カモミール
• バタースカッチ
• グレープフルーツ
• メロン
• ボダイジュ（リンデン）
• カシューナッツ
• パイナップル
• 線香花火

ナッツやクリームやバニラの香りが感じられると、シャルドネ種と考える人が多いようですが、品種そのものの香りは相当に弱く、それらは樽醗酵・樽熟成に特徴的な香りです。
とはいえ、現実にはシャルドネのワインはそのように造られる事が多いので、それもまた香りの一部となります。
個性の弱い品種だけに、冷涼産地ではハーブティーやグレープフルーツ的、温暖産地ではトロピカルフルーツ的と生まれ育った環境を明快に反映します。

世界のシャルドネ種飲み比べ6本

COTEAUX BOURGUIGNONS 2012

元々はブドウをネゴシアンに販売するブドウ農家でしたが、現当主のフランソワ氏が1988年に実家に戻り、ニュイ・サン・ジョルジュムラにカーヴを構えました。
目指すワインのスタイルは、丁寧に育てた美しいブドウがそのまま瓶に入ったようなワインです。
新しいAOCコトーブルギニヨンです。

ANDELUNA CHARDONNAY 2015

2003年に設立された、まだ新しいワイナリーで、アルゼンチンで最も標高の高い1300mです。
コンサルタントにはミッシェル・ローラン氏を採用しています。
通常はリリースされないワインで、特別に樽で熟成させました。
100%フレンチオークでトロピカルフルーツやバニラの香りを感じる濃厚な白ワインで、この価格はとてもリーズナブルです。

DA MAGGIO CHARDONNAY 2017

ダマッジョはイタリア語で5月からを意味し、この凝縮感あるワインがリリースされる時期をイメージして名づけられました。
アカシアのハチミツ、トロピカルフルーツ、トースト香、バニラの香りが融合し、なめらかな口当たりのワインです。
スポットアイテムいえ、この価格はとてもリーズナブルなため、見つけたら即買うでも後悔はしません。

BECKER CHARDONNAY 2016

珍しいドイツ産のシャルドネです。
石灰岩土壌から生まれた、ドイツとフランスの国境線をまたいで畑を所有しているという一風変わった生産者です。
厚みのあるシャルドネではなく、酸味がきりっとした清涼感ある白ワインに仕上がっています。
キツネのマークが目印です。

RUE DE VIN CHARDONNAY 2014

千曲川に沿うように開けられたなだらかな斜面でかつては一面に広がるリンゴ農園だった3.7haの荒廃農地を開墾して、2010年に設立されたワイナリーがリュードヴァンです。
フランスや山梨、安曇野のワイナリーで腕を鍛え、醸造技術者として一躍注目された小山英明氏。
栽培から醸造までを一貫して手掛けることを夢見て、東御市を選びました。

TATEDOG CHARDONNAY 2014

カリフォルニアで最も古い産地のひとつで、サンフランシスコから東へ70kmのリヴァモアの街を中心としたリヴォモアヴァレーのワインです。
トロピカルな果実やレモンのクリームブリュレを思わせるふくよかな香り、アルコール度数も14.6%と非常に高く、古き良きカリフォルニアワインを楽しめます。

まとめ

いかがでしたでしょうか？
国によってブドウの性格が変わる品種だと思います。
シャルドネ種は世界中で栽培されている王道品種のため、例えば旅行とか行ってワインを飲みたい時にはシャルドネ種のワインがあるでしょう。
また、日本でもシャルドネ種を栽培しているので、機会があればワイナリーツアーに行ってみるのも面白いかもしれません。