ワインスクール第一弾「フランス赤ワイン王道6品種を飲み比べ、好きな品種を見つけてみよう!」の開催です。
テーマ | フランス赤ワイン王道6品種を飲み比べ、好きな品種を見つけてみよう! |
日時 | 2019/02/21 |
参加人数 | 6名(ワイン初心者3名) |
金額 | 一人3000円(少しカンパあり |
品種ラインナップ
フランスで栽培されている品種をピックアップしております。
ガメイ種
アロマ・樽熟成・熟成香
- チェリー
- フランボワーズ
- いちご
- バナナ
- ジャスミン
特徴
ガメイ種といえば、ボジョレー地方がとても有名です。
この地方のブドウ畑の99%を占めている品種で、とびっきりフルーティーでチャーミングです。
ジューシーな赤い果実の香りが立ち上り、タンニンの弱い、爽やかで柔らかな味わいです。
ピノ・ノワール種
アロマ・樽熟成・熟成香
- チェリー
- フランボワーズ
- いちご
- カシス
- シナモン
- 森の下草
- 苔
特徴
ブルゴーニュ地方の王様的な品種で、力強さよりも、繊細さが特徴的です。
色合いは淡いルビー色で高度が高いです。
魅惑的な赤い果実の香り、絹のような滑らかな質感で、タンニンは心地よく、口の中が乾くような感覚はしないです。
何年も熟成させると、さらに奥深い表情をみせ、秋の森、なめし革、トリュフの芳香を開花させるようになります。
ほとんどの場合、他の品種とブレンドせず、単一品種で仕上げられます。
シラー種
アロマ・樽熟成・熟成香
- ダークチェリー
- カシス
- 黒コショウ
- 白コショウ
- ナツメグ
- シナモン
- コーヒー豆
- いちじく
- タバコ
特徴
シラー種の色は深紫色です。
魅惑的なシラー種は、優しいスミレのニュアンスに包まれた、胡椒、ナツメグ、甘草などの強い香りを放ちます。
ワインは長期熟成タイプで、単一品種で造られると、濃厚でパワフルな味わいになります。
オーストラリアでは黒ブドウ品種としては最も栽培量が多いです。
カベルネ・ソーヴィニヨン種
アロマ・樽熟成・熟成香
- チェリー
- ピーマン
- オーク
- バニラ
- タバコ
- 鉛筆の芯
特徴
ボルドー地方の帝王的な品種で、マラソン走者のような耐久型の品種です。
豊富なタンニンは、数十年もの月日をかけて、カシス、タバコ、ジビエ、杉などこの上なく複雑なブーケを開花させます。
パワフルで骨格のしっかりした、丸みのない、香はなワインを生みます。
若いうちはいかめしく、強い渋みを感じることがあるので、滑らかであるメルロー種とブレンドされることが多いです。
メルロー種
アロマ・樽熟成・熟成香
- プルーン
- ブルーベリー
- ダークチェリー
- スミレ
- なめし革
- シビエ
特徴
カベルネ・ソーヴィニヨン種と良くブレンドされる品種です。
メルロー種は単独でも親しみやすく、ふくよかで口当たりの優しいワインになります。
フルーティーで、若い内から楽しめます。
タナ種
アロマ・樽熟成・熟成香
- ブラックチェリー
- ドライアプリコット
- ラズベリー
- タバコ
- ジビエ
- 毛皮
特徴
タナ種はとてもタンニンが強く、カベルネ・ソーヴィニヨン種よりも濃いワインとなります。
(タナという名前なタンニンに由来しているらしい)
非常に色が濃く、アルコール度数も高く、渋みが強く、酸がしっかりとしたワインとなります。
タナ種のポリフェノール含有量は他のワインと比べて2~4倍あると言われています。
フランス赤ワイン王道6品種+乾杯の泡1本
POILVERT JACQUES CHAMPAGNE BRUT NV
名前 | ポワルヴェール ジャック シャンパーニュ ブリュット NV |
生産者 | ポワルヴェール ジャック |
生産地 | フランス・シャンパーニュ地方 |
種類 | スパークリングワイン(シャンパン) |
品種 | ピノ・ムニエ種50%、ピノ・ノワール種30%、シャルドネ種20% |
価格帯 | 2,000円 ~ 3,000円 |
とても手頃な値段で買えるシャンパンです。
味わいとしてはあまり濃くなく、スルスル飲めます。
DOMAINE COUDOULET SYRAH PAY D’OC 2017
名前 | ドメーヌ クードレ シラー ペイドック 2017 |
生産者 | ドメーヌ・クードレ |
生産地 | フランス・ラングドック地方 |
種類 | 赤ワイン |
品種 | シラー種100% |
価格帯 | 1,000円 ~ 2,000円 |
ラングドック地方の中でも、内陸部に位置するため、朝夕が涼しくこれがワインのフレッシュさとなって表れます。
芳醇な味わいで、凝縮感があり、とても柔らかいタンニンをもっています。
長い余韻を持っています。
HENRY FESSY BEAUJOLAIS VILLAGE 2013
名前 | アンリ・フェッシ ボージョレ・ヴィラージュ 2013 |
生産者 | アンリ フェッシ |
生産地 | フランス・ボジョレー地方 |
種類 | 赤ワイン |
品種 | ガメイ種100% |
価格帯 | 1,000円 ~ 2,000円 |
赤いフルーツの豊かな香りがします。
ヌーボー(新酒)ではなく、2013年のお酒です。
ボジョレーには格付けがあり、ボージョレ<ボジョレー・ヴィラージュ<クリュ・デュ・ボジョレーという格付けになっています。
EXPRESSION DE PAUILLAC 2013
名前 | レクスプレッション ド ポイヤック 2013 |
生産者 | ユーリス カザボーン |
生産地 | フランス・ボルドー地方 |
種類 | 赤ワイン |
品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン種80%、メルロー種15%、カベルネ・フラン種3%、プティ・ヴェルド種2% |
価格帯 | 4,000円 ~ 5,000円 |
濃厚な赤色の色調で、濃厚な果実味、タンニンを感じることができます。
某有名なシャトーが出しているワインというキャッチコピーがあるみたいです。
年によって扱う仕入れのブドウを変えてるみたいで、2013年はどこのシャトーのブドウか楽しみですね。
MAISON JESSIAUME BOURGOGNE PINOT NOIR 2014
名前 | メゾン ジェシオーム ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2014 |
生産者 | ドメーヌ ジェシオーム |
生産地 | フランス・ブルゴーニュ地方 |
種類 | 赤ワイン |
品種 | ピノ・ノワール種100% |
価格帯 | 2,000円 ~ 3,000円 |
ブルゴーニュのピノ・ノワール種で王道の一本です。
色はルビー色で、チェリーやいちごのような香りがします。
POMEROL RESERVE SELECTED BY CHRISTIAN MOUEIX 2011
名前 | ポムロル レゼルヴ セレクテッド バイ クリスチャン ムエックス 2011 |
生産者 | ジャン ピエール ムエックス |
生産地 | フランス・ボルドー地方 |
種類 | 赤ワイン |
品種 | メルロー種80%、カベルネ・フラン種20% |
価格帯 | 3,000円 ~ 4,000円 |
ポムロルで造られるのは、メルロとカベルネ・フランの栽培に最適な砂利、砂、粘土が複雑に入り混じる多様なテロワールを活かした、柔らかく女性的なスタイルのワインです。
ペトリュスやル・パンなど、アペラシオンの面積は小さくとも、ボルドーを代表する偉大なシャトーがひしめき合う、魅惑のエリアです。
CHATEAU MONTUS 2013
名前 | シャトー モンテュス 2013 |
生産者 | ドメーヌ アラン ブリュモン |
生産地 | フランス・マディラン地方 |
種類 | 赤ワイン |
品種 | タナ種80%、カベルネ・ソーヴィニヨン種20% |
価格帯 | 3,000円 ~ 4,000円 |
熟した黒い果実、黒胡椒、ナツメグ、コーヒーなどのアロマを感じます。
非常に濃厚で力に満ち、甘みを感じる程、まろやかで、滑らかな味わいです。
アルコール度数15%のモンスターです。
統計情報
好きなワイン(品種)
DOMAINE COUDOULET SYRAH PAY D’OC 2017(シラー種) | 0人 |
HENRY FESSY BEAUJOLAIS VILLAGE 2013(ガメイ種) | 1人 |
EXPRESSION DE PAUILLAC 2013(カベルネ・ソーヴィニヨン種 主体) | 2人 |
MAISON JESSIAUME BOURGOGNE PINOT NOIR 2014(ピノ・ノワール種) | 2人 |
POMEROL RESERVE SELECTED BY CHRISTIAN MOUEIX 2011(メルロー種 主体) | 1人 |
CHATEAU MONTUS 2013(タナ種 主体) | 0人 |
苦手なワイン(品種)
DOMAINE COUDOULET SYRAH PAY D’OC 2017(シラー種) | 0人 |
HENRY FESSY BEAUJOLAIS VILLAGE 2013(ガメイ種) | 3人 |
EXPRESSION DE PAUILLAC 2013(カベルネ・ソーヴィニヨン種 主体) | 0人 |
MAISON JESSIAUME BOURGOGNE PINOT NOIR 2014(ピノ・ノワール種) | 0人 |
POMEROL RESERVE SELECTED BY CHRISTIAN MOUEIX 2011(メルロー種 主体) | 1人 |
CHATEAU MONTUS 2013(タナ種 主体) | 2人 |
まとめ
いかがでしたでしょうか?
記念すべき、第一回目はフランスの赤ワイン品種飲み比べでした。
フランスで単一品種を集めるのはとても苦労して、単一品種ではなく主体のものも複数ありますが、各それぞれの品種を捉えれる会だったと思います。
次回はフランス白ワイン品種飲み比べを企画します。